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世界の究極理論は存在するか 1万物の理論

「これほど知的な刺激を与えてくれた本は、ホフスタッターの『ゲーデル、エッシャー、バッハ』以来だ」という書評に惹かれて購入しましたが、最近まで本棚の奥に封印したままになっていました。日本語訳の書名は仰々しいものですが、オリジナルのタイトルは "The Fabric of Reality" (実在の織物)です。本書のテーマは、実在の織物が四つの撚り糸(量子物理学、認識論、計算理論、進化論)によって構成されている、ということのようです。

1章「万物の理論」の内容は概ね次のとおりです。

より深い理解、一般化によって、ひとりの人が理解されていることすべてを理解できるようになる、そのような理論が真の意味での万物の理論である。理解するということは説明できるということであり、科学に対する他の見解(道具主義や還元主義など)は間違っている。道具主義は、理論とは説明するための道具にすぎない、予測さえできればよいと主張する。しかし、予測は我々に理解を提供してはくれない。還元主義はより低レベルの構成要素に分解して説明する。実際、高レベルのものを低レベルのものに分解して記述することは可能だ。例えば、思考や生命といったものを分子のレベルで記述することはおそらく可能だろう。しかし、そのような複雑な記述は結局何も説明していない。そうではなく、どのレベルにも説明があって、低レベルの複雑な振る舞いが高レベルではある程度単純に理解できるということもある。これを創発性とよぶ。しかし、創発的特徴よりも初期状態のほうが重要であるという主義もある。これは還元主義を押し進めていった場合に至る考えであり間違いである。

最後に、四つの主題、量子物理学、認識論、計算理論、進化論の基礎原理の間にたいへん深い連関が発見されてきたので、他の3つの主題を理解することなしに、どれかひとつの主題をもっともよく理解できるようになるということはない、とありました。



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2006.09.21 | | Comments(2) | Trackback(0) | 世界の究極理論は存在するか

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