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模型は心を持ちうるか 2

前回からだいぶ間があいてしまいましたが、『模型は心を持ちうるか』を読んで驚いたことがあるので書いておきます。それはプレディクティブ・コーディングに近い考え方をブライテンベルクが持っていたことです。

13番目に登場する模型は予測(本書では予見または予言とよばれている)装置を持っています。この装置は環境が移り変わる規則と同じような規則で常に環境の変化を予測しています。予測と環境からの入力が食い違う場合が起きると、環境からの入力を信じるようにスイッチが切り替わります。そして今後もっと予測がうまく行くように装置を学習させる機構が働きます。プレディクティブ・コーディングでは予測と入力のオンオフで切り替わったりしませんが、本質的なアイディアは似ています。
この装置がプレディクティブ・コーディングと最も異なるところは、予測と入力が異なると判断をした後で入力を信じなくてはならなくなっときに、その入力がすでに一時刻後のものになっているため、逐次入力を短時間保存しておく記憶装置が必要であるということです。

予測という考えが出てきた背景には、ただのヘブ側ではうまく模型(生物)が環境に適応するようにならないだろうという考察があるようです。同じことが強化学習で有名なサットンとバルトの論文(1981)にも載っているそうです。予測に関するブライテンベルクの考えは1973年の論文に載っていて、「同じことを考えた人は他にもいるだろう」と書かれているので、環境を認識するうえで予測が必要という考えは昔からあったようです。

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2008.02.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | その他の本

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