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ブレインワイズを読み終えて

率直に言ってブレインワイズは一読の価値ありです。とくに神経科学を志している(私みたいな)学生は読んでおいて損はないでしょう。

著者パトリシア・チャーチランドは消去主義を主張する哲学者の一人ですが、この本では哲学的な話は多くなく、どちらかというと神経科学のレビューをしています。レビューしている内容の中には、一般向けの脳科学の本ではあまり取り扱われないけれども重要と思われるものがあります。例えば、Wolpertのエミュレーターの話とかSchultzの報酬予測の神経細胞の話とか、個人的には幾分馴染みのある話ですが、一般向けにはあまり紹介されていないものなのではないでしょうか。
それだけではありません。随所に、神経科学の結果を省みない哲学者への批判と、神経科学とそれに従事する科学者は如何にあるべきかという戒めの言葉があります。どんなポリシーで研究に臨むべきかということが書かかれてある神経科学の本は、私の知っている限りありません。その意味でブレインワイズはとても親切な本です。

1章から8章まで一通り要約しましたが、すべてのトピックついて書いたわけではありません。興味をもたれた方はぜひ読んでみて下さい。


この調子で本の紹介をしていくと、年に数冊しか紹介できなくなってしまいます。次回からはもっと肩の力を抜いて、その日その日に読んだことで重要だと思われる点や疑問点だけを載せていこうと思います。

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2006.05.22 | | Comments(2) | Trackback(0) | ブレインワイズ

コメント

ご苦労様でした.

2006-05-23 火 10:50:18 | URL | トム #- [ 編集]

読んで下さってありがとうございます.

今、ジョン・R.サール『MiND――心の哲学』
http://www.logico-philosophicus.net/works/002_Mind.htm
を読んでいるので、
そのうち、この本について何か書くかもしれません。

2006-05-24 水 00:04:44 | URL | yureisoul #41Gd1xPo [ 編集]

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