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マインド-心の哲学 1章

1章ではデカルトが残した8つの問題とそれに対するデカルト自身の回答を紹介し、さらに4つの問題を紹介している。
デカルトというと二元論で有名だ。どのような二元論かと言うと、世界にはモードの異なる二つの実体があり、一つは物体とか身体(延長実体)とか無限に分割可能なもので、もう一つは心(思惟実体)という分割不可能なものである、というものである。また心は直接知ることができるが、物体は間接的にしか知ることができない。単純にいうとこれがデカルトのいう実体二元論である。

デカルトが残した災い
デカルトが残した8つの問題は、
1. 心身問題
2. 他人の心
3. 外部世界への会議
4. 知覚
5. 自由意志
6. 自己と人格の同一性
7. 動物の心
8. 睡眠
である。

この8つの問題に対するデカルトの回答は不適切だったという。

はじめの二つの問題におけるサールのコメントをメモしておく。
1.心身問題
デカルトの考えた二元論は、多くの論者が考えているような「脳を備えた身体が意識をもつ」という説と異なる。デカルトはテーブルやイスと同じように身体や脳は意識をもたないと考えた。そして、どのように魂が身体と結びついているか考えた。

2.他人の心
独我論には3つの段階がある。一つめは、私だけが世界でただ一人心的状態をもつというものだ。二つめは、認識論的独我論と呼ばれるもので、他人はもしかしたら心的状態をもっているかもしれないが確かめることができない、というものだ。三つめは、他人も心的状態をもっているが、私の心的状態のようなものであるかはわからない、というものだ。

さらに四つの問題
9.志向性
志向性の問題はサールがとくに重要であると主張している問題である。志向性という能力によって自分とは異なる外界の対象を示したり、関係したりできる。たとえば、もし欲求をもつのなら何かをしたいという欲求であり、もし知覚しているのなら何らかの外界の対象を知覚していなければならない。これらは、自分を超えた何かを指し示しているという意味で志向的であるといわれる。
志向性には二つの重要な問題がある。一つめは、脳内でおこっている出来事がいったいどのようにして脳の外へと向かうことができるのかというものだ。二つめは、一つめと関連していてのだが、特定の志向的な内容を脳や心がもつというのはどのようなことかというものだ。

10. 心的因果と随伴現象説
物理的世界は因果的に閉じている。物理的世界ではない心的状態はどのようにして物理的世界に作用するのだろうか。随伴現象説とは心的状態は単なる物理現象の付随的なものであって、心的状態が物理状態に影響を与えることはないという説だ。

11. 無意識
12. 心的現象と社会現象の説明


志向性は脳科学でいうところのcodingの問題になるのではないだろうか。外界が脳でどのように表現されているか、である。線分の傾きに応答するコラムとか、受容野とか、population codingとか、なんたらcodingとかが志向性の問題と関連があるのではないか。それとも、もっと深淵な問題なのだろうか。わからない。

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2006.06.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | マインド-心の哲学

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