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日経サイエンス 臨時増刊「こころのサイエンス」続き

前回の続きです。

今回は、臨時増刊「こころのサイエンス」のなかの「うまれついてのウソつき」という記事についてです。

私たちはウソをつく。なぜウソをつくかというとうまくいくからだ。他人を騙すことがうまい人のほうが正直な人より得をする。
ではなぜ私たちがウソをつくのがうまいかというと、自分自身を騙すのがうまいからだ。生物学者のロバート・L・トラビーズは自己欺瞞は他人を騙すのに有益だという。人間は言葉以外のわずかな情報をもとにお互いの心を読むのがうまい。少しも顔色を変えずにウソをつかなければすぐばれてしまう。自己欺瞞の能力は心からウソをつくことを可能にする。自分自身にさえもウソをつけば、間違っていることでも自分ですら本当だと思って相手に話をする。本当だと思っているので説得力が増す。つまり、相手をより円滑に騙すのである。


この話が本当なら、この記事自体にもだいぶウソがまぎれていることになる。そして、著者すらウソだとは気づかずに書いているということになる。まあ、そんな使い古されたパラドックスは置いておいて、
うまくウソをつくことと、物事を正確に捉えることはある種、二律背反することなのかもしれない。相手とうまく交流するために本来自分が持っていた解釈を歪めて(ウソをついて)話をする。または、相手に合わせるために真実を歪めて解釈する。結局、それは正しく物事を捉えることに少なからず影響を与えるだろう。
たいていの場合、何が欺瞞でなにが欺瞞でないかは、多くの人が正しいと信じているか信じていないかに依存している。信念など、よほど強くない限り、大衆の意見に流される。何が正しいか判断するための唯一の武器はおそらく論理しかない。論理的に矛盾がなければ正しいと判断できる(最初の命題が正しい限り)。しかし、社会環境において論理的に無矛盾か否かについての明確な線を引くことができる場合はおそらく少ないだろう。

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2006.11.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記

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